糸リフトとは?効果・痛み・ダウンタイム・料金・持続期間をわかりやすく解説

フェイスラインのたるみやほうれい線が気になって調べていると、よく見かける「糸リフト」。

「本当に引き上がる?」「痛い?」「何日くらい腫れる?」「何本入れるの?」と気になる人も多いと思います。

簡単にいうと、糸リフトは医療用の糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ組織を物理的に引き上げる美容医療です。

この記事では、糸リフトの効果や仕組み、痛み、ダウンタイム、料金、必要な本数、持続期間、HIFUやRFとの違いまでわかりやすく解説します。

糸リフトとは?

糸リフトは、特殊な医療用の糸を皮膚の下へ挿入し、頬やフェイスラインなどのたるみを引き上げる治療です。

現在は、時間の経過とともに体内で吸収される「溶ける糸」を使用する治療が多く行われています。

皮膚を大きく切開するフェイスリフトとは異なり、針などを使って糸を挿入するため、切開を伴う手術よりダウンタイムを抑えながらリフトアップを目指せるのが特徴です。

糸リフトはどんな仕組み?

糸リフトで使用する糸には、「コグ」と呼ばれる突起などが付いているものがあります。

この糸を皮膚の下へ挿入し、組織を引っかけながら引き上げることで、フェイスラインや頬などのたるみを整えます。

さらに糸を挿入した刺激によって、周囲でコラーゲンの生成が促され、肌のハリなどにつながることも期待されています。


糸リフトで皮膚の下に糸を挿入し、コグで組織を引き上げる仕組みや効果、HIFU・RFとの違いをまとめた図解

糸リフトで期待できる効果

糸リフトは主に次のような悩みに使われています。

  • フェイスラインのたるみ
  • 頬のたるみ
  • 口元のもたつき
  • ほうれい線
  • マリオネットライン
  • 顔をすっきり見せたい
  • 肌のハリ不足

特に、下がった頬やフェイスラインを物理的に引き上げたい人が検討しやすい治療です。

糸リフトは何本くらい入れる?

必要な本数は、たるみの程度や使用する糸、引き上げたい範囲によって変わります。

数本で行う場合もあれば、左右合わせて6本・8本・10本以上使用する場合もあります。

たとえば品川美容外科では、ロングタイプの糸を6本使用した施術例も紹介されています。

「糸リフトは○本必要」と一律に決まっているわけではなく、顔の状態や希望する仕上がりに合わせて本数を決めます。

糸リフトの料金はいくら?

糸リフトの料金は、使用する糸の種類と本数によって大きく変わります。

品川美容外科の美肌糸リフト(ロング)では、通常価格が1本15,000円、6本90,000円、8本120,000円となっています。

料金の一例:6本 約9万円

モニターやリピーター向けの割引価格が設定されている場合もあります。

糸リフトでは「1本いくら?」だけを見るのではなく、自分の場合は何本必要で、合計いくらになるのかまで確認することが大切です。

※2026年8月時点の品川美容外科公式料金を参考にした一例です。使用する糸・本数・施術内容・クリニックによって料金は異なります。

糸リフトは痛い?

糸を皮膚の下へ挿入するため、施術時には局所麻酔などを使用することがあります。

麻酔の注射をするときの痛みや、施術中に押されるような感覚を感じる場合があります。

また施術後は、口を大きく開けたり顔を動かしたりしたときに、引っ張られるような感覚や痛みを感じることがあります。

ダウンタイムは何日?

糸リフトでは、施術後に腫れや痛み、内出血などが出ることがあります。

腫れ・痛み:2日〜1週間程度
内出血:1〜2週間程度
針跡:数日〜1週間程度

がひとつの目安です。

品川美容外科では施術後すぐにメイク可能としていますが、挿入部分を強くこすらないよう案内しています。

ほかの美容医療と比較したい方は、「美容医療のダウンタイムとは?症状・期間・過ごし方を初心者向けに解説」も参考にしてみてください。

効果はいつからわかる?

糸によって組織を物理的に引き上げるため、施術直後からフェイスラインなどの変化を確認しやすい治療です。

ただし施術直後は腫れや引きつれなどがあるため、その状態が最終的な仕上がりではありません。

腫れなどが落ち着くにつれて、徐々に自然な状態へなじんでいきます。

効果はどれくらい持続する?

糸リフトの効果は永久ではありません。

使用する糸の素材や本数、たるみの状態などによって持続期間は変わります。

また、糸が体内で吸収されたあとも、その周囲で起こった組織の変化などによって見た目の変化が続く場合があります。

「何年間必ず持つ」と考えるのではなく、使用する糸と治療計画をカウンセリングで確認することが大切です。

糸リフト・HIFU・RFは何が違う?

どれもたるみ治療として使われますが、アプローチ方法が異なります。

  • 糸リフト:糸を挿入して組織を物理的に引き上げる
  • HIFU:高密度の超音波エネルギーを照射する
  • RF:高周波による熱エネルギーを利用する

糸リフトは、実際に糸を皮膚の下へ入れて引き上げるため、フェイスラインなどを物理的にリフトアップしたい場合に検討されます。

一方、HIFUやRFは皮膚の外側からエネルギーを照射する治療です。

HIFUについて詳しく知りたい方は、「HIFU(ハイフ)とは?仕組み・効果・痛み・ダウンタイム・リスクをわかりやすく解説」も参考にしてみてください。

RFについて詳しく知りたい方は、「RF(高周波)治療とは?効果・痛み・ダウンタイム・料金・HIFUとの違いをわかりやすく解説」も参考にしてみてください。

糸リフトが向いている人

  • フェイスラインのもたつきが気になる
  • 頬のたるみを引き上げたい
  • ほうれい線や口元のたるみが気になる
  • 切開するフェイスリフトには抵抗がある
  • HIFUやRFとは違う方法でリフトアップしたい

ただし、たるみの程度や原因によっては、糸リフト以外の治療が適している場合もあります。

リスク・副作用

施術後に腫れ、痛み、内出血、むくみ、引きつれ、違和感などが出ることがあります。

また、左右差や皮膚の凹凸、糸が触れる感覚などが生じる場合もあります。

まれに感染などが起こる可能性もあるため、強い腫れや痛みなどが続く場合は施術した医療機関へ相談してください。

まとめ|糸リフトは「糸で物理的に引き上げる」たるみ治療

糸リフトは、医療用の糸を皮膚の下へ挿入し、頬やフェイスラインなどのたるみを物理的に引き上げる美容医療です。

料金は糸の種類や本数によって変わりますが、ひとつの例としてロングタイプ6本で約9万円という料金設定があります。

HIFUが超音波、RFが高周波による熱を利用するのに対して、糸リフトは糸そのものを使って組織を引き上げる点が大きな違いです。

必要な本数や適した治療方法はたるみの状態によって変わるため、料金だけでなく「何本必要なのか」「どの程度の引き上げを目指すのか」まで確認して選びましょう。