ほうれい線や涙袋、唇、鼻、アゴなどの美容医療でよく聞く「ヒアルロン酸注入」。
「どんな効果がある?」「痛い?」「何日くらい腫れる?」「効果はどれくらい続く?」と気になる人も多いと思います。
簡単にいうと、ヒアルロン酸注入はヒアルロン酸製剤を皮膚の内側などに注入し、ボリュームを補ったり、シワを目立ちにくくしたり、顔の形を整えたりする治療です。
この記事では、ヒアルロン酸注入の効果、痛み、ダウンタイム、料金、持続期間、ボトックスとの違いまでわかりやすく解説します。
ヒアルロン酸注入とは?
ヒアルロン酸は、もともと人の皮膚などにも存在する成分です。
美容医療ではヒアルロン酸製剤を注射し、ボリュームが不足している部分を補ったり、シワや溝を目立ちにくくしたり、顔の輪郭を整えたりします。
切開をせず、注射で行えるのが特徴です。
ヒアルロン酸注入はどんな仕組み?
ヒアルロン酸製剤を目的に合わせた位置へ注入することで、皮膚の内側からボリュームを補います。
ほうれい線などの溝を浅く見せるだけでなく、涙袋や唇にボリュームを出したり、鼻やアゴの形を整えたりすることもできます。

どこに入れる?部位によって効果が違う
ヒアルロン酸注入は、注入する場所によって目的が大きく変わります。
- ほうれい線:溝を目立ちにくくする
- 涙袋:目の下にふくらみを作る
- 唇:ボリュームや形を整える
- 鼻:鼻筋や鼻根の形を整える
- アゴ:アゴを形成して横顔や輪郭を整える
- 額:丸みやボリュームを出す
- こめかみ・頬:ボリューム不足を補う
同じヒアルロン酸でも、部位によって使用する製剤の硬さや注入量などが変わります。
ヒアルロン酸注入の料金はいくら?
ヒアルロン酸注入は、部位・製剤・注入量によって料金が大きく変わります。
品川美容外科の料金では、代表的なメニューとして次のような価格があります。
- ほうれい線:両側 14,050円
- アゴ:17,590円
- 唇:上下 18,700円
- 鼻根・鼻筋:各48,380円
また、製剤で見るとレスチレン®リドは1cc 31,100円、ジュビダームビスタ®ウルトラXCは1cc 34,800円となっています。
ヒアルロン酸は「1回いくら?」だけでなく、「どの製剤を何cc使うのか」まで確認することが重要です。
※2026年8月時点の品川美容外科公式料金を参考にしています。部位、製剤、注入量、クリニックによって料金は異なります。
ヒアルロン酸注入は痛い?
注射なので、針を刺すときにチクッとした痛みを感じることがあります。
また、ヒアルロン酸が入っていくときに圧迫されるような感覚を感じることもあります。
製剤自体に局所麻酔成分が含まれているものや、麻酔クリームなどを使用できるクリニックもあります。
ダウンタイムは何日?
ヒアルロン酸注入は比較的ダウンタイムの短い治療ですが、腫れや内出血が出ることがあります。
腫れ:2〜3日程度
内出血:数日〜1週間程度がひとつの目安
注入する部位や量によっても変わります。
品川美容外科では施術直後からメイク可能と案内されています。
ほかの美容医療と比較したい方は、「美容医療のダウンタイムとは?症状・期間・過ごし方を初心者向けに解説」も参考にしてみてください。
効果はいつからわかる?
ヒアルロン酸注入は、注入した部分にその場でボリュームが加わるため、施術直後から形の変化を確認しやすい治療です。
ただし、施術直後は腫れなどによって完成した状態とは異なることがあります。
腫れが落ち着いてから、最終的な仕上がりを確認するとよいでしょう。
効果はどれくらい持続する?
ヒアルロン酸は永久に残るものではなく、時間とともに徐々に体内で分解・吸収されていきます。
持続期間は製剤によってかなり違い、数か月〜1年以上がひとつの目安です。
たとえば品川美容外科では、レスチレン®リドが3〜6か月程度、ジュビダームビスタ®ウルトラXCが9〜12か月程度、ジュビダームビスタ®ボリューマXCでは12〜24か月程度と案内されています。
同じヒアルロン酸でも製剤によって持続期間が違うため、価格だけで比較しないこともポイントです。
ヒアルロン酸とボトックスは何が違う?
どちらも注射で行う美容医療ですが、仕組みはまったく違います。
- ヒアルロン酸:ボリュームを補う・形を整える
- ボトックス:筋肉の動きを一時的に弱める
たとえば、深くなったほうれい線などのボリューム不足にはヒアルロン酸、表情を作ったときにできる額や眉間のシワにはボトックスが使われることがあります。
ボトックスについて詳しく知りたい方は、「ボトックス注射とは?効果・痛み・ダウンタイム・料金・持続期間をわかりやすく解説」も参考にしてみてください。
涙袋・唇・鼻・アゴも同じヒアルロン酸?
治療方法としては同じヒアルロン酸注入ですが、すべて同じ製剤・同じ量を使用するわけではありません。
涙袋や唇などでは柔らかさや自然な動きが求められる一方、鼻やアゴでは形を支えるための硬さが求められることがあります。
そのため、ヒアルロン酸注入では「ヒアルロン酸を入れる」というだけでなく、部位に適した製剤を選ぶことも重要です。
ヒアルロン酸注入が向いている人
- ほうれい線などの溝が気になる
- 涙袋を作りたい
- 唇のボリュームや形を整えたい
- 鼻筋を整えたい
- アゴや輪郭を整えたい
- 額や頬などのボリューム不足が気になる
- 切開せずに顔の印象を変えたい
リスク・副作用
施術後に腫れ、痛み、赤み、内出血、むくみなどが出ることがあります。
また、仕上がりの左右差や凹凸などが生じる可能性もあります。
非常にまれですが、ヒアルロン酸が血管内に入るなどして血流障害を起こす重い合併症もあります。
注入する位置や量が仕上がりと安全性に関わる治療のため、施術前に医師と十分に相談することが大切です。
まとめ|ヒアルロン酸は「ボリュームを補う・形を整える」注入治療
ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸製剤を注射して、シワや溝を目立ちにくくしたり、顔のボリュームや形を整えたりする美容医療です。
ほうれい線、涙袋、唇、鼻、アゴ、額など幅広い部位に使われています。
ボトックスが筋肉の動きを抑える治療なのに対して、ヒアルロン酸はボリュームを補ったり形を作ったりする治療という違いがあります。
料金や持続期間は製剤・部位・注入量によって大きく変わるため、「どこに何cc、どの製剤を使用するのか」まで確認して選びましょう。


