美容医療のカウンセリングを予約したものの、「何を聞けばいいんだろう?」と迷っていませんか。
施術の説明を聞いているうちに、聞こうと思っていたことを忘れてしまったり、料金やリスクについて聞きそびれてしまったりすることもあります。
そこでこの記事では、美容医療のカウンセリングで確認しておきたいことを、そのまま医師やスタッフに聞ける質問にしてまとめました。
これからカウンセリングへ行く方は、必要なところだけでもスマホで確認しながら使ってみてください。
カウンセリングは「決める場」だけではなく「確認する場」
カウンセリングに行ったからといって、必ずその場で施術や契約を決めなければならないわけではありません。
まずは、自分が気になっていることを相談し、施術内容や期待できる変化、リスク、料金などについて説明を受ける機会として考えてみるといいでしょう。
厚生労働省も、美容医療を受ける前に、使用する薬などの内容、リスクや副作用、ほかの施術方法や選択肢などについて確認し、理解したうえで判断するよう呼びかけています。
わからないことがあれば、遠慮せずその場で聞いておくことが大切です。
美容医療のカウンセリングで聞いておきたいこと
①「この施術は自分の悩みに合っていますか?」
SNSや広告を見て「この施術を受けたい」と思っていても、自分の悩みにその方法が合っているとは限りません。
まずは、施術名だけで決めるのではなく、自分の悩みや希望を伝えたうえで相談してみましょう。
そのまま使える質問
- 「私の悩みに、この施術は合っていますか?」
- 「この施術を選ぶ理由を教えてください」
- 「ほかに考えられる施術はありますか?」
- 「それぞれのメリットと注意点は何ですか?」
ほかの方法についても説明を聞いておくと、比較したうえで自分で選びやすくなります。
②「どのくらいの変化が期待できますか?」
美容医療は、施術によって変化の現れ方や必要な回数、持続期間などが異なります。また、同じ施術でも感じ方には個人差があります。
そのまま使える質問
- 「どのくらいの変化が期待できますか?」
- 「変化を感じるまで、どのくらいかかりますか?」
- 「何回くらい受けるケースが多いですか?」
- 「効果はどのくらい続くと考えればいいですか?」
「1回の料金」だけを見るのではなく、希望する状態までに何回程度の施術が想定されるのかも聞いておくと、費用を考えるときにも役立ちます。
③「リスクや副作用、ダウンタイムを教えてください」
期待できる変化だけではなく、リスクや副作用についても確認しておきたいところです。
そのまま使える質問
- 「この施術で起こる可能性があるリスクや副作用を教えてください」
- 「ダウンタイムでは、どんな症状が出る可能性がありますか?」
- 「症状はどのくらい続くことが多いですか?」
- 「仕事や運動、入浴、メイクなどで控えたほうがいいことはありますか?」
仕事や予定がある場合は、「○日後に人と会う予定があります」のように具体的に伝えて相談するのも一つの方法です。
「実際にダウンタイムは何日くらい続く?」と気になる方は、「美容医療のダウンタイムとは?症状・期間・過ごし方を初心者向けに解説」で、ボトックスやヒアルロン酸、ピコレーザー、ダーマペン、ポテンツァ、HIFU、二重整形、脂肪吸引など、代表的な施術ごとの期間の目安をまとめています。
④「使う薬剤や医療機器について教えてください」
同じような施術名でも、使用する薬剤や医療機器が異なることがあります。
そのまま使える質問
- 「使用する薬剤や医療機器の名前を教えてください」
- 「国内で承認されているものですか?」
- 「未承認の場合、そのことについて詳しく説明してもらえますか?」
聞いた名前をメモしておけば、帰宅してから自分で確認することもできます。
⑤「実際に施術を担当するのは誰ですか?」
カウンセリングを担当する人と、実際の施術を担当する人が同じとは限りません。
そのまま使える質問
- 「実際に施術を担当するのは誰ですか?」
- 「施術前に担当する医師と相談できますか?」
- 「この施術について、担当する方の経験を教えてもらえますか?」
誰から説明を受け、誰が施術を担当するのかを確認しておきましょう。
⑥「結局、全部でいくらかかりますか?」
料金については、広告などに表示されている金額だけではなく、実際に支払う総額を確認します。
そのまま使える質問
- 「今日提示された金額が、支払う総額ですか?」
- 「麻酔代や薬代などは含まれていますか?」
- 「このほかに追加料金が発生する可能性はありますか?」
- 「複数回必要な場合、合計ではどのくらいになりますか?」
見積もりを出してもらえる場合は、口頭だけではなく手元に残しておくと、あとから比較しやすくなります。
⑦「キャンセルや解約の条件はどうなっていますか?」
特に複数回のコースや高額な契約を検討している場合は、契約前にキャンセルや解約についても確認しておきましょう。
そのまま使える質問
- 「予約をキャンセルした場合、料金はかかりますか?」
- 「コースの途中でやめたい場合はどうなりますか?」
- 「返金や解約についての条件を教えてください」
美容医療の契約内容によっては、クーリング・オフや中途解約の対象になる場合があります。細かな条件があるため、高額な契約をする場合は契約書面も確認しておきましょう。
⑧「施術後に何かあった場合はどうすればいいですか?」
カウンセリングでは施術そのものに意識が向きやすいですが、施術後の対応も確認しておきたいポイントです。
そのまま使える質問
- 「施術後に気になる症状が出た場合、どこに連絡すればいいですか?」
- 「施術後の診察やアフターケアはありますか?」
- 「再診が必要になった場合、追加料金はかかりますか?」
連絡方法や診療時間なども一緒に確認しておくと、施術後に迷いにくくなります。
その場で契約するか迷ったら、持ち帰って考えてもいい
カウンセリングで説明を聞いて、「受けてみたい」と思うこともあるでしょう。
一方で、料金やリスクなどに少しでも迷う部分があるなら、その場ですぐに決めず、一度持ち帰って考える方法もあります。
「今日契約すると安くなる」「今だけの価格」といった案内を受けたとしても、わからないことを残したまま契約する必要はありません。
「一度持ち帰って考えてもいいですか?」
これも、カウンセリングで使っていい質問の一つです。
クリニックそのものをどう比較すればいいかわからない場合は、「美容クリニックの選び方|初心者が知っておきたい比較・確認ポイント」も参考にしてみてください。
カウンセリングでそのまま使える質問チェックリスト
ここまでの内容を、カウンセリング中に確認しやすいようにまとめました。
【施術について】
- □ 自分の悩みにこの施術が合っているか
- □ ほかの施術という選択肢はあるか
- □ 期待できる変化
- □ 変化が現れるまでの期間
- □ 必要な施術回数
- □ 効果の持続期間
【リスク・ダウンタイム】
- □ 起こる可能性があるリスク・副作用
- □ ダウンタイムの症状と期間
- □ 仕事・運動・入浴・メイクなどの制限
【薬剤・機器・担当者】
- □ 使用する薬剤・医療機器の名前
- □ 国内での承認状況
- □ 実際に施術を担当する人
【料金・契約】
- □ 支払う総額
- □ 麻酔代・薬代などが含まれているか
- □ 追加料金の可能性
- □ キャンセル条件
- □ 解約・返金の条件
【施術後】
- □ トラブル時の連絡方法
- □ アフターケアの内容
- □ 再診時の費用
まとめ|聞きたいことは事前にメモしておこう
美容医療のカウンセリングでは、施術のメリットだけではなく、リスクや副作用、料金、ダウンタイム、アフターケアまで確認しておくと、判断材料が増えます。
すべてを覚えて行く必要はありません。気になる質問を事前にメモしたり、このページをスマホで開いたりして、聞き忘れを防ぐために使ってみてください。
美容医療そのものについてまだよくわからない場合は、「美容医療とは?美容整形との違いや代表的な施術を初心者向けにわかりやすく解説」から読むと、基本的な違いを整理できます。
参考:厚生労働省「美容医療を受ける前に確認したい事項」、消費者庁「特定継続的役務提供」など


