「しっかり洗っているのに毛穴が目立つ」「以前より頬の毛穴が気になる」と感じることはありませんか。
毛穴が目立つと、つい「皮脂や汚れが原因」と考えてしまいがちですが、実際にはそれだけではありません。
皮脂・角栓・乾燥・紫外線・加齢による肌のハリ低下など、さまざまな要因が毛穴の見え方に関係しています。
この記事では、毛穴が目立って見える主な原因と、毎日のスキンケアで意識したいポイントをわかりやすく解説します。
毛穴が目立つ原因はひとつではない

毛穴は皮膚に存在する自然な構造なので、完全になくすことはできません。
ただし、肌の状態や毛穴の中の角栓、皮脂量などによって、以前より毛穴が目立って見えることがあります。
代表的な要因として考えられるのが次のようなものです。
- 皮脂分泌が多い
- 角栓が毛穴にたまっている
- 肌が乾燥している
- 紫外線による肌への影響
- 加齢に伴うハリや弾力の変化
- 毛穴を触る・こするなどの刺激
まず毛穴の形や見え方の違いを確認したい人は、「毛穴の種類と見分け方|開き毛穴・黒ずみ毛穴・たるみ毛穴の違い」も参考にしてください。
SHIRUMIRU POINT
「毛穴=汚れ」と決めつけず、毛穴がどんな形・色で目立っているかも一緒に確認することが大切です。
01 皮脂分泌が多い
皮脂が多いと毛穴が目立つことがある
皮脂は肌を守るために必要なものですが、分泌量が多いと毛穴が目立ちやすくなることがあります。
特に鼻や額などのTゾーンは皮脂腺が多く、テカリや毛穴が気になりやすい部分です。
皮脂量は肌質だけでなく、年齢や季節、気温などによっても変化します。
洗いすぎには注意
皮脂が気になるからといって、洗顔回数を増やしたり強くこすったりする必要はありません。
必要以上に洗浄すると、肌への刺激や乾燥につながることがあります。
朝晩の洗顔などを基本に、使用している洗顔料の説明に従ってやさしく洗いましょう。
02 毛穴に角栓がたまっている
角栓とは?
角栓は、毛穴の中で皮脂や古い角質などが混ざって形成されるものです。
角栓が目立つと、毛穴が詰まって見えたり、鼻の表面がざらついて感じられたりすることがあります。
また、毛穴部分が黒く見える場合もあります。
黒く見えるものがすべて角栓とは限らない
鼻に見える黒い点がすべて「酸化した角栓」というわけではありません。
毛そのものや影などによって、黒っぽく見えている場合もあります。
そのため、黒ずみが気になるからといって、すぐに押し出したり削ったりするのは避けましょう。
03 肌の乾燥
乾燥すると毛穴が目立って見えることも
「皮脂が多い人だけが毛穴に悩む」とは限りません。
肌が乾燥するとキメが乱れ、表面の凹凸によって毛穴が目立って見えることがあります。
洗顔後につっぱりを感じる、粉をふく、メイクが乾燥して崩れやすいといった場合は、保湿方法を見直してみましょう。
皮脂と乾燥が同時に気になることもある
「テカるのに乾燥する」という状態もあります。
皮脂だけに注目して保湿を控えるのではなく、肌状態を見ながら化粧水や乳液、クリームなどを組み合わせることが大切です。
04 紫外線による肌への影響
毛穴ケアでも紫外線対策は大切
紫外線は日焼けやシミだけでなく、肌の乾燥やハリ・弾力の低下にも関係します。
長期的な紫外線の影響によって肌の状態が変化すると、頬などの毛穴が以前より目立って感じられることがあります。
毛穴が気になる場合でも、毎日の基本的なケアとして紫外線対策を続けることが大切です。
季節を問わず意識する
紫外線は夏だけのものではありません。
外出時間や生活環境に合わせて、日焼け止め・帽子・日傘などを使い分けましょう。
05 加齢に伴う肌のハリ・弾力の変化
頬の毛穴が縦長に見えることも
年齢とともに肌のハリや弾力が変化すると、頬の毛穴が丸い形ではなく縦長や楕円形に見えることがあります。
一般的に「たるみ毛穴」と呼ばれることがありますが、医学的な診断名ではありません。
「昔は鼻の毛穴が気になっていたけれど、最近は頬の毛穴も気になる」という場合は、皮脂だけではなく肌全体の変化も関係している可能性があります。
スキンケアだけで大きく変えられるとは限らない
保湿や紫外線対策は肌を健やかに保つために大切ですが、化粧品だけで肌の構造そのものを大きく変えることはできません。
毛穴の凹凸やハリ低下が強く気になる場合は、美容医療を含めて選択肢を比較する方法もあります。
06 毛穴を触る・強くこする
気になるほど触りたくなるけれど注意
鏡で毛穴を見ると、角栓を押し出したり、指で触ったりしたくなることがあります。
しかし、爪や指で繰り返し刺激を加えると、肌を傷つける可能性があります。
毛穴を目立たなくしようとして行っているケアが、かえって肌への負担にならないよう注意しましょう。
スクラブや毛穴ケア用品も使い方を守る
スクラブ、酵素洗顔、ピーリング系のアイテムなどは、商品によって使用頻度や使い方が異なります。
「毛穴が気になるから毎日使う」と自己判断せず、商品の説明を確認して使用しましょう。
毛穴が目立つ場所によって原因は違う?
鼻・Tゾーン
皮脂分泌が多く、角栓や黒っぽい毛穴が気になりやすい部分です。
ただし、黒く見える原因は角栓だけではありません。
頬
丸く開いて見える毛穴だけでなく、乾燥や年齢に伴う肌状態の変化によって縦長に見えることもあります。
あご周辺
皮脂や角質の影響でざらつきが気になることがあります。
同じ人でも、鼻と頬では毛穴の目立ち方が異なることがあります。
CHECK
顔全体を「毛穴」というひとつの悩みでまとめず、場所ごとの見え方も確認してみましょう。
毛穴が目立つときに見直したい基本ケア

01 やさしく洗う
クレンジングや洗顔では、汚れを落とそうとして強くこすらないようにしましょう。
洗顔料は十分に泡立てるなど、使用する商品の説明に沿って使います。
02 保湿する
洗顔後は肌状態に合わせて保湿します。
皮脂が気になる場合でも、保湿を完全に省くのではなく、自分の肌に合った使用感のアイテムを選びましょう。
03 紫外線対策をする
日中は紫外線対策を続けましょう。
毛穴だけではなく、乾燥やシミ、肌のハリ低下などを考えるうえでも重要な基本ケアです。
04 毛穴を必要以上に触らない
角栓を爪で押し出したり、毛穴を何度も触ったりすることは避けましょう。
毛穴ケアは「取り除くこと」だけではなく、肌への刺激をできるだけ減らすことも大切です。
洗顔・保湿・角栓ケアなどをもっと詳しく知りたい人は、「毛穴のセルフケア|毎日のスキンケアでできること・避けたいこと」で詳しく解説しています。
実際に使うアイテムを探したい場合は、「【2026年最新】毛穴ケアにおすすめのスキンケア7選」もチェックしてみてください。
毛穴の原因を知るには「見え方」も確認しよう
毛穴が目立つ原因を考えるときは、原因だけではなく毛穴の見え方もヒントになります。
| 見え方 | 考えられる主な要因 |
|---|---|
| 丸くぽつぽつ目立つ | 皮脂・乾燥など |
| 黒い点のように見える | 角栓・毛・影など |
| ざらつきがある | 角栓・古い角質など |
| 縦長・楕円形に見える | 加齢に伴うハリ低下など |
実際には複数の要因が重なっていることもあるため、ひとつの原因だけに決めつける必要はありません。
セルフケアだけで改善しにくい毛穴は美容医療も選択肢
毛穴の凹凸やニキビ跡など、悩みの種類によっては美容医療が検討されることもあります。
美容医療では、肌状態や悩みに応じてさまざまな治療方法があります。
代表的な治療をまとめて比較したい人は、「毛穴・ニキビ跡におすすめの美容医療は?代表的な治療方法と選び方を比較」を参考にしてください。
特にダーマペンとポテンツァの違いが気になる場合は、「ダーマペンとポテンツァはどっち?効果・料金・ダウンタイムを比較」で詳しく比較しています。
ただし、どの治療が適しているかは肌状態によって異なります。
治療を検討するときは、医師の診察を受け、期待できる変化だけでなく、副作用・リスク・ダウンタイム・費用についても確認しましょう。
まとめ|毛穴が目立つ原因は皮脂だけではない
毛穴が目立つ背景には、さまざまな要因があります。
- 皮脂:皮脂量が多いことで毛穴が目立つことがある
- 角栓:皮脂や古い角質などが毛穴にたまる
- 乾燥:キメの乱れによって凹凸が目立つことがある
- 紫外線:乾燥やハリ低下など肌状態の変化に関係する
- 加齢:ハリ・弾力の変化によって頬の毛穴が目立つことがある
- 刺激:押し出す・こするなどのケアが肌への負担になる
「毛穴が気になるから、とにかく皮脂を落とす」というケアだけに偏らず、やさしい洗浄・保湿・紫外線対策・触りすぎないことを基本にしましょう。
自分の毛穴がどのように見えているのかを確認しながら、肌状態に合わせたケアを続けていくことが大切です。


