電動シェーバーを探していると、「往復式」「回転式」「ロータリー式」など聞き慣れない言葉が出てきます。
さらに、3枚刃・5枚刃・6枚刃、防水、お風呂剃り、全自動洗浄など、機能もさまざま。
価格だけで選ぼうとしても、「結局、自分にはどれがいいの?」と迷ってしまいます。
電動シェーバー選びで大切なのは、ヒゲの濃さ・肌・剃り方・使う場所に合ったものを選ぶことです。
この記事では、電動シェーバーの種類と違いから、購入前に確認したいポイントまでわかりやすく解説します。
まずは電動シェーバーの種類を知ろう
電動シェーバーは、刃の動き方によって大きく分けることができます。
- 往復式
- 回転式
- ロータリー式
それぞれ剃り方や使い心地が異なるため、まずはこの違いを知るところから始めましょう。

往復式とは?
往復式は、網状の外刃でヒゲをとらえ、内側の刃が左右に高速で動いてヒゲをカットするタイプです。
電動シェーバーでは代表的な方式のひとつで、ヒゲをスピーディーに剃りやすいのが特徴です。
製品によって刃の枚数やモーター、ヘッドの構造などが異なり、濃いヒゲやアゴ下の寝たヒゲをとらえやすくする工夫が採用されているモデルもあります。
こんな人はチェック
- ヒゲが濃い
- 毎朝できるだけ早く剃りたい
- 深剃りを重視したい
- 直線的に動かすシェーバーが使いやすい
回転式とは?
回転式は、円形のヘッド内部で刃が回転しながらヒゲをカットするタイプです。
複数の円形ヘッドが顔の凹凸に沿って動く構造が特徴で、小さく円を描くように動かして使用します。
顔への接触面積を広くとれる構造の製品もあり、肌へのやさしさを重視して設計されたモデルが多くあります。
こんな人はチェック
- 肌への負担が気になる
- アゴや首などさまざまな方向にヒゲが生えている
- 顔の凹凸に沿って剃りたい
- シェービング時の音も気になる
ロータリー式とは?
ロータリー式は、円筒状の内刃を回転させながらヒゲをカットする方式です。
往復式とも回転式とも異なる構造で、回転する刃によってヒゲをカットします。
選択肢は往復式や回転式ほど多くありませんが、ロータリー式独自の剃り心地を好む人もいます。
方式だけで優劣を決めるのではなく、実際の製品の刃・ヘッド・モーターなども含めて比較しましょう。
「深剃り」と「肌へのやさしさ」どっちを重視する?
電動シェーバー選びで特に迷いやすいのが、深剃りと肌へのやさしさです。
ヒゲが濃く、夕方の青ヒゲが気になるなら、ヒゲをしっかりとらえやすい構造やパワーを重視。
一方で、シェービング後のヒリつきなどが気になるなら、肌への密着や摩擦に配慮したモデルをチェックしてみましょう。
ただし、「往復式なら必ず深剃り」「回転式なら必ず肌にやさしい」と単純に決まるものではありません。
刃の構造、ヘッドの動き、モーター、肌への密着方法なども製品ごとに異なるため、最終的にはモデルごとの特徴を見ることが大切です。
刃の枚数は多いほどいい?
往復式では、3枚刃・5枚刃・6枚刃など刃の枚数が違う製品があります。
刃を増やすことで、さまざまな方向に生えたヒゲをとらえたり、広い範囲を効率よく剃ったりすることを狙ったモデルがあります。
一方で、刃が多い高価格モデルがすべての人に必要とは限りません。
ヒゲがそれほど濃くない人なら、シンプルなモデルでも十分使いやすい場合があります。
刃の枚数だけではなく、自分のヒゲの濃さや剃る範囲に合っているかで考えましょう。
お風呂剃り・WET剃りをするなら防水を確認
シェービングフォームやジェルなどを使って剃りたい人は、WET剃りに対応しているか確認しましょう。
お風呂で使いたい場合も同様です。
防水仕様のシェーバーには、本体を丸ごと水洗いできるモデルもあり、お手入れが簡単になります。
ただし、「水洗いできる=必ずお風呂剃りできる」とは限りません。
使用できる場所やシェービング剤については、必ず各製品の説明を確認しましょう。
DRY剃りとWET剃り、どっちがいい?
何もつけずに剃るのがDRY剃り。水やシェービング剤などを使って剃るのがWET剃りです。
朝すぐに剃りたいならDRY剃りが手軽です。
一方、ヒゲを濡らして柔らかくしてから剃りたい人や、シェービング剤を使いたい人はWET剃り対応モデルが候補になります。
どちらが絶対に正解というわけではなく、普段のシェービング習慣に合わせて選びましょう。
充電方法も意外と重要
毎日使うシェーバーだからこそ、充電方法もチェックしておきたいポイントです。
最近では、専用ACアダプターだけでなく、USB Type-Cで充電できるモデルもあります。
出張や旅行が多い人なら、スマートフォンなどと充電環境をまとめやすいUSB充電対応モデルも便利です。
また、製品によっては「お風呂でも剃れるタイプ」と「充電しながら使えるタイプ」が分かれていることがあります。
普段どこで、どのタイミングで使うのかまで考えて選びましょう。
お手入れのしやすさもチェック
シェーバーはヒゲや皮脂が刃の周辺にたまるため、定期的なお手入れが必要です。
代表的なのは次のようなタイプです。
- ブラシで掃除する
- 本体を水洗いする
- 洗浄機を使用する
上位モデルでは、シェーバーをセットするだけで洗浄・乾燥・充電まで行う全自動洗浄充電器が付属する製品もあります。
毎日のお手入れをなるべく簡単にしたい人は、購入価格だけでなく掃除のしやすさまで見ておきましょう。
替刃の価格も忘れずに
電動シェーバーは、本体を購入して終わりではありません。
長く使用していると刃も消耗するため、メーカーが案内するタイミングなどを目安に交換が必要になります。
購入前に、
- 替刃が購入できるか
- 替刃はいくらくらいか
- 交換の目安はどのくらいか
まで確認しておくと安心です。
本体価格が安くても、長期的なランニングコストが高くなる場合があります。
トリマーがあるとヒゲ・もみあげにも便利
シェーバーによっては、もみあげや長いヒゲを整えるためのトリマーを搭載しているものがあります。
ヒゲをすべて剃るだけでなく、長さを残して整えたい人にも便利です。
ヒゲデザインまで楽しみたい場合は、付属アタッチメントやトリマー機能もチェックしてみましょう。
電動シェーバーを選ぶときの7つのポイント
迷ったら、次の順番で考えてみましょう。
- 方式|往復式・回転式・ロータリー式
- ヒゲ|濃さ・太さ・生えている方向
- 肌|シェービング後の刺激が気になるか
- 剃り方|DRY・WET・お風呂剃り
- 充電|USB・AC・充電しながら使えるか
- お手入れ|水洗い・洗浄機・替刃
- その他|トリマー・サイズ・持ち運びやすさ
結局、最初の1台はどう選ぶ?
最初から細かなスペックを全部比較する必要はありません。
まずは、「ヒゲをしっかり剃りたい」「肌へのやさしさを重視したい」「お風呂で使いたい」など、一番重視するポイントを決めてみましょう。
ヒゲが濃くスピーディーに剃りたいなら、往復式を中心に比較。
肌への当たりや顔へのフィット感を重視するなら、回転式も候補になります。
そこから防水、充電、お手入れ、替刃などを比較すれば、自分に必要なシェーバーが見つけやすくなります。
高いシェーバーや刃の多いシェーバーが正解なのではなく、自分のヒゲ・肌・生活スタイルに合っていること。
それを基準に、自分に合った1台を探してみてください。


