ほうれい線の美容医療を検討するとき、効果と同じくらい気になるのが「結局いくらかかる?」「何か月くらい持つ?」「仕事を休む必要はある?」という点ではないでしょうか。
HIFU・RF・ヒアルロン酸は、いずれもほうれい線治療で候補になることがありますが、施術方法だけでなく、費用・持続期間・ダウンタイムにも大きな違いがあります。
この記事では、3つの治療を比較しながら、1回の料金だけではなく、メンテナンスまで考えた選び方をわかりやすく解説します。
HIFU
頬のたるみを引き締めたい人向け。機種による料金差が特に大きい。
RF
肌のハリ・ゆるみを整えたい人向け。定期的なメンテナンスを前提に考えやすい。
ヒアルロン酸
深い溝やボリューム不足が気になる人向け。使用する製剤と注入量で総額が変わる。
HIFU・RF・ヒアルロン酸の費用を比較
まずは、費用・持続期間・ダウンタイムを大まかに比較してみましょう。

※料金はあくまで目安です。使用機器、ショット数、照射範囲、ヒアルロン酸製剤、注入量、クリニックによって大きく異なります。
HIFUの費用目安
HIFUは、使用する機器とショット数によって料金差が非常に大きい施術です。
顔への施術では、一般的な機器で3万〜15万円程度がひとつの目安になりますが、ウルセラなど高価格帯の機器では20万円を超えるケースもあります。
料金が変わる主なポイント
- 使用するHIFU機器
- 照射するショット数
- 頬のみ・全顔・あご下など照射範囲
- 医師施術かどうか
- 初回・モニター料金の有無
広告で「HIFU○万円」と書かれていても、照射範囲やショット数が違えば単純比較できません。
価格を見るときは、何ショットでどこまで照射する料金なのかまで確認しましょう。
HIFUの持続期間
HIFUの変化は永久に続くものではありません。
一般的には3〜6か月程度をひとつの目安として案内されることがあり、状態を維持するために定期的な施術を検討するケースがあります。
ただし、使用する機器や照射方法、肌状態によって実感や持続期間には個人差があります。
HIFUのダウンタイム
HIFUは、比較的ダウンタイムが少ない施術です。
施術後に軽い赤み、腫れ、筋肉痛のような違和感などが出ることがありますが、日常生活への影響が少ないケースも多くあります。
ただし、照射条件や体質によって反応は異なります。
RFの費用目安
RFは高周波を利用したたるみ・ハリ治療ですが、「RF」というひとつの施術があるわけではなく、複数の機器があります。
ボルニューマやデンシティなどでは、顔への施術で4万〜12万円前後がひとつの目安になります。
ショット数や照射範囲によっては、それ以上になる場合もあります。
RFの料金で確認したいこと
- 使用する機器名
- ショット数
- 頬だけか全顔か
- あご下・首まで含まれるか
- 医師施術か看護師施術か
RFの持続期間
RFによるハリ感や引き締めの持続は、機器にもよりますが3〜6か月程度がひとつの目安です。
1回受けて終わりというより、肌状態や希望に合わせて数か月ごとのメンテナンスを検討する場合があります。
RFのダウンタイム
RFも比較的ダウンタイムが少ない施術です。
施術後に赤みや熱感が出る場合がありますが、当日からメイクできる治療もあります。
ただし、機器や出力によって反応は異なります。
ヒアルロン酸の費用目安
ほうれい線へのヒアルロン酸注入では、5万〜15万円程度がひとつの費用目安になります。
ただし、ヒアルロン酸は特に「1ccいくら」という価格表示が多く、必要な注入量によって総額が変わります。
1ccあたり3万〜10万円程度の商品もありますが、ほうれい線や頬のボリューム調整で2cc以上必要になれば、当然総額も上がります。
料金を見るときの注意点
- 1本の料金なのか
- 1ccの料金なのか
- 左右を含んだ料金なのか
- 針・麻酔代が別途必要か
- 使用する製剤名は何か
「1万円台」と表示されていても、自分が希望する製剤や必要量では総額が違う場合があります。
ヒアルロン酸について詳しくはこちら。
ヒアルロン酸はどのくらい持つ?
ヒアルロン酸の持続期間は、製剤によってかなり違います。
ほうれい線などに使用される製剤では、半年〜1年以上の持続が案内されるものもあります。
中には1年以上の持続を想定した製剤もありますが、注入部位・製剤・体質などによって異なるため、「必ず○年間持つ」と考えないことが大切です。
ヒアルロン酸のダウンタイム
ヒアルロン酸注入では、注射による反応が出ることがあります。
- 腫れ
- 赤み
- 内出血
- 痛み・違和感
- むくみ
目立つ反応がほとんど出ない人もいますが、内出血などが出た場合は数日〜1週間程度気になることもあります。
大切な予定の直前は避け、余裕を持って受けると安心です。
年間コストで考えると見え方が変わる
美容医療では、「1回いくらか」だけで比較すると判断しにくいことがあります。
たとえば1回の料金が安くても、短い間隔で繰り返す必要があれば年間費用は高くなります。
逆に1回の料金が高くても、施術頻度が少なければ年間では大きな差にならないこともあります。
料金比較で見るポイント
① 1回の施術料金
② 1年間に何回受ける予定か
③ 麻酔や針などの追加費用
④ 使用機器・製剤
⑤ 自分が求める変化
予算と目的から選ぶ|自分に合う治療は?
費用だけでなく、「何を改善したいのか」を一緒に考えることが重要です。

自然にたるみを引き締めたい
頬全体のたるみが原因でほうれい線が目立っている場合は、HIFUが候補になります。
肌のハリ・もたつきも気になる
肌全体のゆるみやハリ不足が気になる場合は、RFを検討しやすいでしょう。
溝をしっかり目立ちにくくしたい
ほうれい線そのものの凹みや影が強い場合は、ヒアルロン酸注入が候補になります。
複数の悩みがある
頬のたるみと深い溝が両方ある場合は、ひとつの施術だけではなく、HIFUやRFとヒアルロン酸を組み合わせる場合もあります。
組み合わせると当然費用は増えるため、予算の上限を最初に医師へ伝えることも大切です。
安さだけで美容医療を選ばない
美容医療は自由診療のため、同じ施術名でも料金に大きな差があります。
安いこと自体が悪いわけではありませんが、料金だけでは判断できません。
特に確認したいのは、
- 使用する機器・製剤
- 照射数・注入量
- 医師の診察があるか
- 追加費用
- 施術経験
- トラブル時の対応
です。
HIFU・RF・ヒアルロン酸の違いをもっと詳しく比較
料金だけでなく、治療方法や向いているタイプまで比較したい人はこちら。
美容医療全体から考えたい人へ
まだどの施術にするか決めていない人は、まず美容医療全体の選択肢を確認するのがおすすめです。
美容医療の前にできることもある
乾燥によってほうれい線が目立っている場合などは、保湿・紫外線対策などの基本ケアも大切です。
まとめ|1回の価格ではなく「目的+総額」で比較しよう
HIFU・RF・ヒアルロン酸は、費用だけでなく治療目的も異なります。
そのため、一番安い施術を選べばいいわけではありません。
頬のたるみならHIFU、ハリ不足ならRF、深い溝やボリューム不足ならヒアルロン酸という基本を踏まえ、自分が求める変化と予算を照らし合わせることが大切です。
また、1回の料金だけではなく、メンテナンス頻度や追加費用を含めた総額まで確認しましょう。
※掲載している費用・持続期間は一般的な目安です。実際の料金、適応、施術回数、持続期間、ダウンタイム、副作用は、使用する機器・製剤・施術内容・医療機関・個人の状態によって異なります。施術前に必ず医療機関で確認してください。


