シワの種類と原因|目元・おでこ・口元など部位別にわかりやすく解説

目元やおでこ、口元などに現れる「シワ」。

ひとことでシワといっても、乾燥によって目立ちやすくなる細かなシワ、表情の動きによってできるシワ、年齢とともに深く目立ってくるシワなど、見え方や原因はさまざまです。

この記事では、シワの種類やできる原因、部位ごとの特徴についてわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • シワにはどんな種類があるのか
  • なぜシワができるのか
  • 目元・おでこ・口元など部位ごとの特徴
  • シワを目立ちにくくするために意識したいこと

シワはひとつの原因だけでできるわけではない

シワは、加齢だけで起こるものではありません。

乾燥、紫外線、表情の繰り返し、年齢による皮膚の変化など、複数の要因が重なって目立ちやすくなることがあります。

特に紫外線を長期間浴び続けることで起こる「光老化」は、シワやたるみ、シミなどに関係します。日本皮膚科学会でも、光老化は加齢による自然な老化とは異なり、慢性的な紫外線による皮膚の変化と説明されています。

シワができる主な原因

シワの主な種類

シワは医学的にすべて明確な名称で分類されるわけではありませんが、見え方や原因を理解するうえでは、次のように分けるとわかりやすくなります。

乾燥によって目立ちやすくなる細かいシワ

肌の水分が不足すると、表面がなめらかさを失い、細かな線が目立ちやすくなることがあります。

特に皮膚が薄い目元や口元は乾燥しやすいため、細かなシワが気になりやすい部位です。

このような浅いシワは、保湿によって見え方が変わる場合があります。

表情ジワ

笑う、眉をひそめる、目を細めるといった表情を繰り返すことで、一時的にできる折れ目が目立つようになることがあります。

代表的なのは、おでこの横ジワ、眉間の縦ジワ、目尻のシワなどです。

若い頃は表情を戻すと線が消えやすくても、年齢とともに皮膚の弾力が低下すると、表情を戻したあとも線が残りやすくなることがあります。

年齢とともに深くなるシワ

加齢や紫外線などの影響によって皮膚の構造が変化すると、浅かったシワが徐々に深く見えるようになることがあります。

日本皮膚科学会では、慢性的な紫外線による光老化によって皮膚の弾性線維が変化し、シワやたるみにつながることがあると説明しています。

部位によってシワの特徴は違う

シワの種類と部位別の特徴

目元のシワ

目元は皮膚が薄く、乾燥や表情の影響を受けやすい部位です。

目尻には笑ったときなどに表情ジワが現れやすく、目の下には乾燥による細かなシワが目立つことがあります。

おでこのシワ

眉を上げたり目を大きく開けたりすると、おでこの筋肉が動き、横方向に線が入りやすくなります。

表情を繰り返すことに加えて、年齢による皮膚の変化などが重なると、線が目立つようになることがあります。

眉間のシワ

考えごとをするときや眩しいときなど、眉を寄せる動きによって眉間に縦方向の線が入りやすくなります。

無意識の表情のクセによって繰り返し折れ目ができることもあります。

口元のシワ

口元は会話や食事などで動かす機会が多く、乾燥もしやすい部位です。

細かな縦ジワなどが目立つことがあります。

ほうれい線は「シワ」とは少し違う

ほうれい線は、一般的にはシワとして扱われることも多いですが、単純な皮膚表面のシワだけで説明できるものではありません。

頬のボリュームや皮膚、脂肪、骨格など複数の構造が関係して見える溝です。

そのため、目元の細かなシワと同じケアだけで大きく変化するとは限りません。

紫外線はシワの大きな要因のひとつ

長年にわたり紫外線を浴び続けると、皮膚には「光老化」と呼ばれる変化が起こります。

日本皮膚科学会によると、紫外線による慢性的なダメージは、シミやシワなどにつながることがあります。またUVAは皮膚の深い部分まで届くため、光老化への影響を無視できないとされています。

POINT

「今まで日焼けしてこなかったから大丈夫」ではなく、毎日の紫外線対策を続けることが大切です。

シワが気になったらまず意識したいこと

保湿する

乾燥によって肌表面の細かなシワが目立つ場合は、化粧水や乳液、クリームなどで肌のうるおいを保つことが基本です。

紫外線対策をする

日焼け止め、帽子、日傘などを使い、日常的に紫外線を避けることが光老化対策につながります。

摩擦を減らす

洗顔やクレンジングのときに強くこすったり、目元を頻繁に触ったりすることは避け、できるだけやさしく肌に触れることを意識しましょう。

気になるシワによって対策を分ける

乾燥による細かなシワと、表情ジワや深く刻まれたシワでは、適した対策が同じとは限りません。

セルフケアでできる範囲と、美容医療で検討される方法を分けて考えることが大切です。

セルフケアで改善しにくいシワもある

スキンケアは、肌の乾燥を防ぎ、良好な状態を保つために大切です。

一方で、表情の動きによる深いシワや、皮膚・脂肪・骨格などの構造変化が関係している場合、化粧品だけですべてを改善できるわけではありません。

美容医療では、シワの種類によってボツリヌストキシン製剤、注入治療、レーザーや高周波などが検討されることがあります。

施術には効果だけでなく、費用や副作用、ダウンタイムなどもあるため、医療機関で相談したうえで選択することが重要です。

まとめ|まずは自分のシワのタイプを知ろう

シワは、乾燥、紫外線、表情、加齢など、さまざまな要因によって目立つようになります。

また、目元、おでこ、口元など、できる場所によっても原因や特徴は異なります。

大切なのは、すべてのシワを同じものとして考えず、まず「どんなシワなのか」を知ること。

SHIRUMIRUではこのあと、セルフケア、スキンケア、美容医療などを順番に紹介していきます。

焦らず、知って、比べて。
自分に合うケアを見つけよう。

参考情報

  • 公益社団法人 日本皮膚科学会「日焼け・光老化」

※本記事は一般的な美容・皮膚に関する情報提供を目的としたもので、診断や治療を目的とするものではありません。症状や皮膚の変化が気になる場合は、皮膚科などの医療機関へご相談ください。